タイヤの四つの働き
- 1. 加重支持機能
- 重みを支えます。車体や乗員、積荷の加重を支えます。
- 2. 制動、駆動機能
- パワーを伝えます。エンジンの駆動力を路面に伝え、発信、加速、減速させたり、ブレーキのパワーを路面に伝えて車体を制動させる働きです。
- 3. 緩衝機能
- ショックを吸収します。走行中に路面の凹凸によって発生する、衝撃を吸収し緩和させる働きです。
- 4. 進路保持機能
- 方向を転換維持します。行きたい方向に曲がったり、直進を保つ働きです。
タイヤのトラブル
■ハイドロ・ブレーニング現象
水のたまった路面を高速で走行すると、タイヤの溝が路面の水を排除しきれなくなり、トレッドと路面の間に水膜が入り込むことにより、タイヤが路面から浮き上がります。その結果、水の上を滑るようになることをハイドロ・プレーニング(アクア・プレーニング)現象といいます。
速度と水膜の厚さ、それにタイヤの溝の深さや形状、さらには乗用車では空気圧によっても現象発生の時点は異なりますが、発生すると車両コントロールができなくなるので、大変危険です。
雨の多い日本では、わだちの付いた道路も多く、雨の日は十分に速度を落として走行することが肝心です。
- ・タイヤのハイドロ・プレーニング防止方法
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- 摩耗したタイヤを使用しない。
- 空気圧を高くする。(接地面積を少なくし、面圧を高くして圧力で排水させる。)
- 排水性の高いタイヤを使用する。
■スタンディングウェーブ現象
タイヤは円形ですが、路面とは線でなく面で接地します。回転している時もこの接地部の変形と復元が繰り返されています。高速になって回転が早くなると、この変形は接地が終わっても復元しないで、接地部後方に振動の波となって残ります。この波打ち現象を「スタンディングウェーブ現象」といいます。
この現象が発生したタイヤは、ころがり抵抗の著しい増加と温度の急上昇によって、タイヤの破壊を招きます。
- ▼タイヤの豆知識 目次
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- タイヤの四つの働き・タイヤのトラブル
- タイヤメンテナンスについて


